芦原健介監督短編特集上映
2022年12月17日〜2023年1月13日
池袋シネマ・ロサにてレイトショー
当日料金:一般1500円、大学生1300円、高校生以下1000円、シニア1100円
リピーター割引:「芦原健介監督短編特集上映」の半券ご提示で1000円
前売鑑賞券(1300円)の発売は12/16迄
芦原健介監督短編特集
初監督映画『その神のは嫉妬』が池袋シネマ・ロサをはじめ、名古屋・大阪での上映に於いて好評を博し、ニース国際映画祭では外国語最優秀脚本賞を受賞して話題となった芦原健介監督が世に放つ、初の短編映画特集上映。
国内の短編映画祭を席捲し、話題となった『マニブスの種』と、本特集上映のために撮りおろした新作短編『ペットショップ』の二本同時上映となります。不条理な世界の中に放り込まれた人間たちのおかしみや怖さを、芦原監督の独特の感性で描く珠玉の二作品。ぜひご覧くださいませ。
マニブスの種






下町の工場で働く足立克夫(菅野貴夫)のもとに、ある日突然届いた差出人不明の封筒。開けてみるとそこには植物の種が入っていた。不審に思いながらも種を育ててみる足立。無趣味だった足立の生活に、少しハリのようなものが生まれてくるのだった。そんな様子を気にする職場の同僚のアユ(小島彩乃)と、趣味の話で盛り上がる足立。ますます種を育てることに夢中になる足立であったが、やがて生えてきたのはこの世のものとは思えない、 “人間の手”のようなものだった…。
【出演】
菅野貴夫 小島彩乃 目黒貴之 中野健治 江口逢 芦原健介
RECOMMEND
たった25分の極上のエンターテインメント。
DAIGO(ミュージシャン)
古き良き日本映画の伝統と現代の文化を融合させた意欲作。
手に汗握る衝撃の結末に、
誰もがMTH(マニブスの 種が 欲しくなる)。
芦原健介監督は俳優でもあるので、やはり芝居のデザインが素晴らしい。
「マニブスの種」で描かれる人間関係も乾いていながら程よくウェットでチャーミングだ。芝居だけでなく映画全体にも漂う、どことなく泥臭くて温かい郷愁感は芦原監督独自の世界観かも知れない。
CGやストーリー展開だけに頼らない現場の人間力を感じた。
津田寛治(俳優)
芦原監督は、役者として『Red』を一緒に作ってもらったのだが、現場でいろんな模索をしてくれた。なるほど、監督作品を観てそのベクトルに納得する。
わたしたちは一体なにに、操作されているのか?
得体の知れない安心感にわれわれはいとも簡単に自分を委ねる生き物なのかもしれない。ちなみに、ご一緒した不思議な存在感の小島彩乃さんもご注目あれ!
三島有紀子(映画監督)
ペットショップ






福祉事務所で働く寺内啓介(土屋康平)は、生活保護受給者の対応に追われる日々を送っていた。受給者に誠実に対応しようとすればするほど心無い言葉を浴びせられ、心が疲弊していく啓介。そんな様子を見かねた職場の上司である真理(小崎愛美理)は、気晴らしに啓介を食事に誘う。そこで仕事を辞めたいと愚痴をこぼす啓介に対し、真理が取った行動は…。理不尽な状況に次々に巻き込まれていく男の姿を追った、奇想天外ホラーコメディ。
【出演】
土屋康平 小崎愛美理 しゅはまはるみ 原愛絵
徳永訓之 吉村公佑 吉岡優希 狩野和馬 平井夏貴 中野健治 井手大稀
塙萌 佐藤貴也 根本ゆかり 水上由美 青島郁 菅野貴夫 小島彩乃 芦原健介
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